脊柱管とは、椎体が連なる椎間孔のトンネルのことで、その 中を脊髄神経が通っている。 この脊柱管が特定の筋肉が弱化(おサボり筋)することで、ズレて狭くなり、神経が圧迫され痛みや痺れを引き起こす病気のことである。ある大学の調査で40歳以上の1690人に対し画像調査を行ったところ、90%以上に中等度以上の脊柱管狭窄症が見つかっています。 主な症状としては、「間欠性跛行」(一定の距離を歩くと、ふくらはぎなどにうずくような痛みやしびれ・疲 労感が発生し、しばらく休息すると治り、再び歩き出すと痛みだすという症状で、10分から20分休むと痛みが治る)や、前屈をおこなっても痛みが出ないが、伸展(後屈)での痛みが大きい党の特徴がある。また重症化した症状では排尿障害や下肢の痛み痺れが発生する、この痺れが両足の場合には手術が絶対必要な場合があるので注意が必要である。
近年では欧米諸国をはじめとして、保存療法を推奨することが多く聞かれるようになりました、患者の肉体的、精神的、金銭的負担が大きく再発のリスクも高いことと、真の痛みの原因が別にあることがあげられます。

当院ではこの病態の真の原因に関連するおサボり筋に促通し、拘縮した筋肉を緩めていくことで、痛みや痺れを改善する施術を行い多くの方に喜ばれています