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頸椎ヘルニアは現代生活におけるスマートフォンやPCの使用に伴いストレートネックとともに増加傾向にあります。人間の頭部は体重のおよそ1/10と言われ、体重60KGの人は6KGを首の骨7つで支えられています、本来人間の首の骨は後方に湾曲してこの頭の重さをサスペンションのように衝撃の軽減とバランスを保っています。

ストレートネックはスマホやPCを使用する際、下方に頭を傾けながら行うことが多いため首の湾曲を真直ぐ(ストレート)にした状態でこの重たい首を支えることになります、これと同様に極端に上を向く動作の仕事が多い人は首の湾曲の限界まで後ろ側に曲げてしまうことがあり、前方や、後方に頸椎に負担を掛けていると、筋肉は過緊張状態でガチガチに固まります、いわゆる首コリです

頸椎ヘルニアはこのような現代社会における様々な首への負担が増えることで頸椎にかかる衝撃の緩衝材になっている椎間板が、異常をきたすことにあります。 髄核の周辺を繊維輪が包む形で椎間板は成り立っています。 しかし、髄核が何らかの原因で繊維輪から飛び出すことで、その周囲の神経を圧迫することが、痛みや痺れが発症し、これを神経症状と言います。

この神経症状の主なものは手の痺れ、腕の痛みです、腕の痛みが酷くなると夜痛で睡眠障害が出ることもあります、この他にも排尿障害なども発症することがあります。

当院ではヘルニアの飛び出した髄核の状態は保存し、関係周辺筋肉(オサボリ筋)に促通することで、一度の施術でその痛みや痺れに改善効果を実感できます、またセルフケアを併用し施術を受けることで驚くほどの改善効果を期待できます。