DRTは主訴(しゅそ)を追いません、主訴ってそもそも何???って思う方もいらっしゃるでしょう

主訴とは患者がお医者さんに「私腰が痛くて歩けないのです」、「膝が痛くて立つのが辛いです」などと自分の体調の主要な部分を申し立てることです

えっ、腰が痛いのに腰の治療をしてくれないの?って単純に考えますよね

当然です(笑)私も最初は耳を疑いました

DRT療法の考え方は以下です

自然治癒力(イネイトインテリジェンス)を脳から全身に届きやすくすることを最優先するから、主訴である腰や膝をピンポイントで狙うのではなく、身体全身の修復に必要な自然治癒力を高めることで総合的に改善する療法です

ではどの様に自然治癒力を向上させるのか?単純です、脳から発動される自然治癒力が全身に行き渡りやすくするために背骨を600回程度揺らし、正常な位置に整えて行くのです、曲がりくねった伝達回路では神経伝達の抵抗が大きくなり伝達ロスが発生するため正常に神経伝達が行われません。

背骨や頸椎(首の骨)がズレると身体はこれ以上ズレないようにと筋肉を固めてなんとかその状態を維持しようと頑張ります、この時に固まった筋肉が硬結(コリ)となって全身に発生し、あちらこちらに痛みとして発症する訳です。

逆に言うと背骨や頸椎を整えることで、筋肉はもうこれ以上頑張る必要が無いことを認識し、これらの硬結は自然に緩みます。

背骨が整うことで、脳から発動したイネイトインテリジェンス(自然治癒力)が働きやすくなるため、全身の不調が改善されるのです。